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Gerbera Music Agency(GMA)がミュージシャンにできること

2016.10.04

Detail

2015年10月初旬に立ち上げたGerbera Music Agencyが設立1周年を迎えました。

これまで紆余曲折あったのですが、忙しさを理由に発信を怠っていました。
今回は良い機会なのでこれまでの1年を振り返ろうと思います。

目次

  1. いま、具体的にどんなことをやってる?
  2. お客さんは増えたの?
  3. 設立当初からの変化は?
  4. 今の悩みは?
  5. 今後の計画は?

1. いま、具体的にどんなことをやってる?

Gerbera Music Agencyは音楽専門のPRエージェンシー(代理店)ですが、この「音楽専門のPRエージェンシー」という業態がまずマイナーなので、具体的にやっていることを羅列してみます。

代理しているバンドのニュースをメディアに取り上げてもらったり、
ライブレポートやインタビュー記事をつくったり、ラジオ局に営業したり、
アーティスト写真を撮ったり、
バンドとリスナーの出会いを生み出せるようなコラムをつくったり、
Webサイトを制作したり、
ドキュメンタリー映像をつくったり、
イベント来場者がTwitterやInstagramに投稿したくなるような仕掛けを行ったり、
YouTubeを通じて新規リスナーに楽曲を聴いてもらえるような仕掛けを行ったり、
受け取った人に特定の行動を促すフライヤーをデザインしたり、
リスナーが楽しめるようなクラウドファンディングの企画を行ったり、
ネット上で影響力のある人に自然に広めてもらえるような企画を考えたり(ステマはしません)、
SNS投稿用のGIFや動画をつくったり…



…と、基本的にはPRですが、代理するバンドの状況や要望に応じて何でもやっています。企画して、制作して、届けるところまでを一貫して行うケースが最近は増えてきました。

※PRはパブリック・リレーションズ(Public Relations)の略称ですが、音楽におけるPRは「ミュージシャンとリスナーor音楽関係者(店舗/流通/出版/イベンター・コンサートプロモーター・興行主/レーベル/事務所/Webやラジオなどのメディア関係者などなど)の関係性を良好にし、維持するコミュニケーション活動全般」だと思っています。短期的な売上を出すことを目的としている「宣伝」とは分けて捉えています。

金野含めメンバー6人の小さい会社ですが、GMAには「ミュージシャンの魅力を最大限に引き出す」という指針がありまして、代理するバンドの価値観や作品のコンセプトと関連性の薄いPRは原則していません。

2. お客さんは増えたの?

増えました!

去年の今ごろに代理していたバンドは3組でしたが、その後着実に依頼が増え、現在は約10組を代理しています。収支もなんとか黒字でやれています。

当初はできるだけ多くのバンドを代理したいと思っていましたが、その後、現状の規模で代理できる数の限界が10組だとわかったので、現状は特に営業は行っていません。

問い合わせの経緯はほぼ紹介です。最近は事務所・レーベルに所属するバンドのサポートをすることが増えています。
また、海外のバンドからの問い合わせも何件かありました。検索でこのサイトを見て問い合わせしてくださるケースが多いようです。

3. 設立当初からの変化は?

主に2つあります。

<その1>
チームで仕事をする機会が増えました!


チーム構成は以下の6人です。「音楽を音楽以外の専門スキルで支援できること」がチームの特徴・強みです。

  • ライター
  • カメラマン/パブリシスト
  • 編集者
  • 広告プランナー/Web構築
  • イベンター
  • PRプランナー/編集者(金野)

去年はまだチームをつくりたてだったこともあり、金野単体で代理するケースが多かったですが、最近はWebサイトの構築であったり、コラムの執筆であったり、インタビューやドキュメンタリー動画の制作であったり、複数名が連携して1つの成果物をつくるケースが増えてきています。

メンバーがバリバリ仕事をこなせるので、このチーム連携が非常に楽しいです。チームで対応する案件が増えていくことで、稼働できる時間も少しずつ増やしていけるのではないかと思っています。

<その2>
レーベル・事務所の方と仕事をするケースが増えました!


下記のような座組でサポートさせていただくケースが増えました。

この結果、現場で働いている方々に接しなければ得られない情報を得られたり、国内外のPRやデジタルマーケティングの知見を音楽業界で応用しようとした場合に越えなければならないハードルを知ることができたりしたため、その点を踏まえた提案をしようという意識が生まれました。まだ設立間もない会社に機会をくださり本当にありがたいと思っていますし、それだけに結果を出さなければいけないというプレッシャーを感じています。

4. 今の悩みは?

GMAが何をやっている会社なのか分かりにくい、ということです。

音楽に特化したPRエージェンシーは海外には存在しますが、日本ではあまり知られていません。また、一般的に「PR」という言葉から連想できる仕事内容も抽象的なため、初見の方に事業内容を理解してもらうためのハードルが高いです。

加えて、PRという仕事は実績を提示できるものとできないものがあり、比較的できないものが多いため、分かりやすい事例を発信することが簡単ではありません。今後代理するバンドやミュージシャンを増やしていくにあたっての課題であると認識しているため、最近は分かりやすい事例をつくることを意識しています。

5. 今後の計画は?

GMAの成長は以下の2段階に分かれるだろうと想定しています。

<その1>
代理しているバンドを成功させ、音楽業界内でGMAというブランドを確立させる


実績をつくること。「独立系の音楽PRエージェンシー」という、言ってしまえばどこの馬の骨かもわからないような会社が最初に達成すべきことです。代理しているバンドがクアトロ、BLITZ、Zeppなど動員数800〜2500級のハコでワンマンできるようになればそれがブランドとなります。あと2年で達成したいと思っています。

<その2>
新規事業を立ち上げ、軌道に乗せる


一度ブランドができると、そのブランドを利用して新規事業をつくるという展開が可能になります。
2016年10月現在で想定している事業は3つあります。長くなるので具体的な内容は割愛しますが、音楽業界特化型の人材紹介、メディア事業、意思決定に役立つデータの収集とレポートを行う事業です。これらのうちのどれかに着手し、そこから5年で軌道に乗せたいと思っています。

「会社を大きくしたい!」とか「金儲けしたい!」といった願望は現状あまりないのですが、音楽業界がもっとポジティブになるような、インパクトのある事業をやりたいです。

長くなってしまったので、今回はここで終わりにします。

今後はもっと頻度多く発信していきたいと思っているので、今後ともGerbera Music Agency合同会社をよろしくお願いいたします!

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