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新しいキャンペーンの施策案に悩んでいませんか? もしくはラジオなど既存の音声プロモーションに課題を感じていますか? 音声での情報発信は、テキストでは伝わりづらいニュアンスを伝えられたり、映像よりも”ながら聞き”できる自由があったりと、有効なコミュニケーション手段の一つです。
しかし音声広告やラジオ番組とのタイアップでは、尺が短いことや、生活者が好きな時間に聴くことができないというデメリットがあります。結果として、伝えたいメッセージを伝えきれていないという状況が生まれてしまうのです。
そんな中で音楽アーティストを起用したポッドキャストを短期プロモーションで活用し、大きな反響を得た事例があります。SNSでも話題になり、数多く再生されたものもあります。
この記事では、100社を超える音楽レーベル・事務所との繋がりを活かして企業のポッドキャスト制作を行うGerbera Music Agencyの石松が、音楽アーティストを起用したポッドキャストの短期プロモーション活用事例や、成功のポイント、効果検証の方法などを紹介します。少しでも参考になれば幸いです。
※弊社では音楽プレイリストを活用したプロモーション支援も行っています。2018年から100本以上の企業プレイリストを制作してきました。サービス資料には非公開事例も数多くありますので、お気軽にお問い合わせください。
活用事例
トヨタ自動車
大手自動車メーカーであるトヨタが「若者の車離れ」に対して、車の魅力を発信するために立ち上げたポッドキャスト番組『TOYOTA SOUND TRACK』。弊社が制作を担当しました。(参考:サバシスター出演、トヨタの音楽企画『TOYOTA SOUND TRACK』のポッドキャスト/プレイリストを制作)
ポッドキャストでは「夢に向かってチャレンジを続ける音楽アーティストの原点に迫る」をコンセプトに、ゲストの音楽アーティスト・サバシスターに車の中でインタビュー。実際に車で原点の場所を巡りながら、夢や”ありたい姿”について伺っています。
サバシスターは普段からハイエースの機材車・通称「サバ号」に乗って活動していることから、トヨタが伝えたい車移動の魅力についても、アーティストの言葉で語ってもらうことができました。
ポッドキャスト公開時には、収録日に撮影していた映像を各種SNSで公開。またSpotifyではサバシスターが選曲するプレイリストも公開。SNSでのコメントや実際の再生回数など、多くの反響がありました。
クラフトボス / サントリー
コーヒーを中心に、働く人を応援するブランド「クラフトボス」。2022年に「SONG&CRAFTBOSS」と題して、音楽プレイリストを活用した大規模な販促キャンペーンを実施しました。
商品を購入すると、パッケージに掲載されたQRコードから限定プレイリストを聴くことができる仕組み。そのプレイリストには、CMに出演した神木隆之介さんやCreepy NutsのDJ松永さんが語るポッドキャストも含まれており、商品購入者はポッドキャストも聴くことができました。
ポッドキャストでは「大きな運命を背負った主人公の気分ではたらけるプレイリスト」などの選曲テーマについて、普段の仕事の中で感じていることなどを語ったエピソードが配信されました。
効果の観点でも、Spotifyの日本法人代表が「しっかり聴かれている」とインタビューで答えています。SNS上でも大きな反響を呼び、期待した以上の話題性や購入数を生んだだけでなく、プレイリストやポッドキャストを通して莫大なブランド体験の時間を提供できた事例と言えるでしょう。
成功させるポイント
ブランドと音楽アーティスト両方の文脈を生かしたテーマにする
ポッドキャストは専門性や雑談を求めて聴くリスナーが多いため、ブランドが伝えたいメッセージを上手く共感される文脈に変換する必要があります。このとき、起用する音楽アーティスト・著名人ならではのテーマにすることで、著名人のファンも喜び、大きなプロモーション効果を期待できます。
ポッドキャストを知ってもらう工夫をする
ポッドキャストを作るだけでは著名人のファン以上の広がりは生まれづらいので、別の広報施策も取り入れましょう。収録風景をSNSで発信したり、店舗や百貨店でQRコードが記載されたミニカードを配布したり、Web広告を配信したりと、知ってもらう工夫をすることで大きな反響へと繋がります。
効果検証の方法
ポッドキャストを活用したキャンペーンは、目的やKPIに合わせて様々な指標で効果検証ができます。
- ポッドキャストの再生回数
- SNS等での口コミ(定性評価)
- ポッドキャストの再生回数 × ポッドキャストの合計時間 = ブランドコンテンツの総体験時間
配信したポッドキャストは、再生回数を取得することができます。また再生回数に尺を掛け合わせることで、ブランドコンテンツの総体験時間を計算することができます。例えば20分のポッドキャストを3,000人が聞いた場合、20分×3,000=1,000時間のブランド体験時間を生む計算となります。500人規模のイベントを開催する費用を考えると、投資対効果の判断がつきやすいと思います。
また、一度作ったポッドキャストはいつでも再生可能です。商品や店舗空間でQRコードを通して知ってもらうこともできます。短期的だけでなく、中長期的に活用できる音声施策なのです。
詳しくは、お問い合わせください!
弊社・Gerbera Music Agencyは、音楽を活用したソリューションを得意とする広告代理店です。一般的なポッドキャスト番組制作はもちろん、レーベルとの距離が近いことを生かしたアーティストキャスティングや、豊富なサウンドクリエイターによるオリジナルBGM/ジングル制作など、音楽にこだわったポッドキャスト制作を実現できます。またポッドキャストを知ってもらうための、音楽好きへのWeb広告配信も得意としています。
サービス概要や非公開事例などは、サービス資料にまとめています。特に内容が固まっていなかったり、受注前・提案中段階でも構いません。お気軽にお問い合わせください!
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