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ひとりのリスナーが、バンドを知ってからライブに行くまでの全過程を晒す – ロックバンド『或る感覚』

2014.06.23

Detail

先日、或る感覚のワンマンライブに行ってきました。

『なぜ自分はこのバンドのライブに行ったのか?』が今回の記事のテーマです。

過去の記憶をたどって記事にしてみます。

『リスナーがバンドを知ってからライブに行くまでの軌跡』みたいなものを公にすることで、何かの気付きになると思ったからです。

撮影:島 卓也さん(photographer)

見出し

  • 最初に或る感覚を知ったきっかけ
  • 2度目のきっかけ
  • 3度目のきっかけ
  • 当日のライブ

最初のきっかけ

僕が最初に或る感覚を知ったきっかけはフォロワーさんからのツイートでした。

確か、僕の『ハヌマーンが好き』みたいなツイートを見たフォロワーさんから『或る感覚ってバンド知ってますか?』とリプをくれたことが最初の最初だった記憶があります。

で、とりあえずすることと言えばYouTubeで検索。その時観たのがこちらの曲。

『今日の渋谷のライブハウス一帯の中で…今日の出演者の中で…歴代のO-Crestの出演者の中で…歴代の渋谷区のバンドマンの中で…最速のカッティングを見せつけてやる

冒頭のMCでボーカルの方が言い放った一言でまず惹きつけられました。『そんなにカッティングに自信があるのか』と。

で、観てみたら実際凄かった。ボーカルの荒々しさと弾丸みたいなカッティングが強く印象に残った記憶があります。

その後彼らの楽曲『初夏のピラニア』を聴いてみたりもしたんですが、ただ、この時は『スゲー』という印象を超えることはなかった。まだ知ったばかりだったので。

2度目のきっかけ

2度目のきっかけは偶然でしたが、数カ月後、ドラマーの北原ジャンクションさんとお会いしたこと。

バンドマン全力坂という企画の撮影を通じて北原さんとお話したことで、興味が湧いて『もう1回MV観てみよう』とYouTubeで検索しました。

その時見た動画がこちら

先ほどの楽曲『鬼』のBPMを徐々に高速化させていき、どこまで速く弾けるかに挑戦するというもの。

これを観て、以前の『ギターが凄い』という記憶が『なんだこれは!?ギターがハンパねぇ!!』に塗り替えられました。凄さが分かりやすい動画だったことも大きかったと思います。

3度目のきっかけ

3度目のきっかけは僕がロックフェスについて調べていた時。

ロキノン、サマソニ、フジロック、ライジングサン、閃光ライオット。。と調べていたら閃光ライオットに彼らが出演している動画を発見。

で、そのあと関連動画で彼らの楽曲『初夏のピラニア』を視聴(2度目)。

ここまでの過程を振り返ってみると、YouTubeを軸にリスナーが徐々にそのバンドにハマっていくという典型的なパターンだなぁと思います。

以前聴いた時はそこまで印象に残っていなかったのですが、この時は何か違った。下記のフレーズが数日間延々とループする、あの現象に陥りました。

『死んでるあの子の眼が嘘みたいな嘘を歌って
猿みたいな馬鹿みたいな女が嘘みたいな嘘を歌って
死んでるあの子の眼が嘘みたいな嘘でも OK
猿みたいな馬鹿みたいな女が嘘みたいな嘘でも OK』

すげぇ詩を書くなぁと思いました。で、歌詞全体が知りたくなって検索してみるとちゃんとある

で、脳内はもうループ状態にハマってしまっているので、インタビュー記事とかないかなぁ、なんて検索してみるんですね。

或る感覚 INTERVIEW | OTOTOY

で、検索してみるとこれもちゃんとある。意図しているかどうかは本人たちに聴いてみたいと分かりませんが、興味関心の度合いに応じてリスナーが欲しいものがちゃんとある。思い返してみると、いい感じにファン度数みたいなものが上昇しているよなぁ、と思います。

インタビューも面白かったし、彼らの尖った人間性と音を生で確かめたくなりました。

ここまでが、最初のきっかけからライブに行くまでの軌跡です。

当日のライブ

場所は下北沢ERA。当日のチケットは完売で、フロアは身動きひとつできない状態。

非常に尻上がりなライブでした。徐々にメンバー4人が昂っていくのが分かりましたし、僕も途中からグツグツとアドレナリンが出てくるような感覚があった。

で、テンションがMAXまでぶち上がったのがこのワンシーン。

『今の気持ちを伝えるために、フロアのど真ん中で歌いたい』と、本当にフロアのど真ん中で『ナチュラル』を歌うボーカルのロンさん。

もう気持ちが相当乗っかってましたね。非常に心動かされたし、MVの3倍響きました。リスナーってボーカルが気持ちを乗っけて歌っているかどうかってすごく敏感だと思うんですね。もし金を払ってあの時の場面にもう一度戻れるのなら、出すと思います。

この時、『あぁ、今日来てよかったなぁ』と思いました。

最後に

となりましたが、最初のきっかけからライブまでをつらつらと書いてみました。

『リスナーがどのような過程でそのバンドのことを好きになるのか』、少しでも気づきになれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

或る感覚のみなさん!今後も非常に楽しみにしています!!

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