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photo credit: atacamaki 宮内優里『海辺にて』 via photopin (license)

先日、音楽メディア『UROROS』にて、GMAとしては初のインタビュー記事が掲載されました。
GMAの具体的な事業内容過去の事例担当しているアーティストのことなどをお話したインタビューになっています。よかったらぜひ読んでみてください。


Gerbera Music Agencyの金野和磨さん&石松豊さんに聞く「音楽PRエージェンシーってどんなお仕事ですか?」| 音楽業界のお仕事インタビュー第2弾
http://uroros.net/interview/gerbera-music-agency/

評論とPRを両立させる

で、この記事の公開を受けて、チームGMAでライティングを担当している峯さんがこんなツイートをしていました。

『PR記事』と一口に言ってもいろいろな切り口があるんですが、その中でも峯さんと一緒に取り組んでいるのは『評論とPRを両立させる』というアプローチです。

どういうことかというと、評論として成立する文章(=読者に何かしらの新しい視点や気づきをもたらす文章)をベースにしつつ、そこに少しだけPRの要素をまぶして記事にするようなアプローチです。「主」が評論で「従」がPR。その位置関係が明確に決まっていて、おもしろい記事が読者に受け入れられることで最終的にPRにも繋がった、という結果を目指しているものです。

PRが「従」と決めてかかっている分、どうしても宣伝要素が薄くなりがちだという意味で難易度が高いアプローチですが、幸い書き手が優秀なので助かっています。これからもっともっと追求していきたいPR手法です。

<参考>
・札幌のロックバンドシーン概要 次々と飛び出すニューカマーをレビュー
http://kai-you.net/article/30407
・永六輔が音楽界に残したもう1つの功績 フェスの先駆け「宵々山コンサート」とは
http://kai-you.net/article/37200

なぜ評論とPRを両立させたいのか

僕と峯さんではそれぞれに思惑があります。

まず、峯さんの思惑としては前述のツイートの通り、

・ひねりのない、ライブを見た感想やパプ記事は絶対にやらない
・単なる紹介記事が飽和して溺れそうな中で、しっかりとした「考察」が圧倒的に足りてない
「評論を続けることが遠因としてPRにも繋がるし、音楽を味わうために有用なものになる」という仮説を実証したい

という明確なスタンス・問題意識をもっています。で、僕もこの意識に共感しています。
提灯記事やネット上の情報をテキトーにまとめているような記事に大した価値はありません。情報が爆発していて埋もれがちな環境下においては、読者に考えるきっかけ、調べるきっかけを与えうる骨太な記事が必要だと思います。

次に僕の思惑ですが、『PR記事』というものの価値を正しく伝えたいと思っています。だからこのアプローチにこだわっています。
音楽業界に限らず、一般的に「PR」がつくタイプの記事は提灯記事になりがちで、読み手のことをあまり考えられていないものが多いと思います。なので、『PRエージェンシーのPR記事も結局はアーティストの都合が色濃く反映されてるんでしょ?』みたいな誤解も生まれやすいと思っているんですが、それをなんとかしたい。

日本ではPRという言葉に「自己PR」とか「宣伝」みたいなニュアンスがつきまとっていますが、本来はそうではありません。
今回の話の流れで言えば、PRというのは本来『読み手とアーティストの良い関係づくり』であって、読み手の満足が伴って初めて成功します。だから宣伝色の強い記事=PR記事ではないんです。
それをチームGMAの活動を通じて広く伝えていきたいと思っているので『評論とPRを両立させる』というアプローチにこだわっています。

ここまで書いてきた通り、僕と峯さんでは立ち位置が少し異なるんですが、どちらも追求すべきなのは読み手の満足ですから、こうやって一緒に取り組むことができています。

遠くないうちに新しいPR記事を公開することになると思うので、この記事をここまで読んでくださった方はもう Good Night…じゃなくて乞うご期待です。
今後ともチームGMAをよろしくお願いいたします。